VINTAGE AMERICANS
「おしゃれ上級者」というと古着をかっこよく着こなす人というイメージがあります。
古着屋へ行くと個性的なシャツや、キャラクターやブランド物のTシャツなんかも安く売っていたりします。新品じゃないし安いのでボタンや布やらを縫いつけて気兼ねなく自分好みにアレンジも可能!普通に新品で買おうと思うとけっこうなお値段がしますが、古着なら可愛くて個性的な服もおてごろ価格で購入できます。かと思いきや古着の中でも希少価値のある「ヴィンテージ服」はお高くて、新品のブランド物と同じくらいのお値段がしたりします…
このように古着は、安く売られているものからヴィンテージものまで幅広くあるので、自分オリジナルの古着コーディネートを楽しめるのも魅力のひとつ。全身を古着でコーディネートしている人も多いのですが、服の傷み具合や着る人によってはただ汚くてだらしなく見えてしまったりするのでなるべく状態のいいものを選びたいですよね?
そんなわけでこちらでは、上手な古着の選び方や、ヴィンテージもののご紹介なんかをしていきたいと思います。
ヴィンテージとは
ヴィンテージ、またはビンテージ(vintage)とは本来、ワインにおいて、ぶどうの収穫から醸造を経て、瓶詰めされるまでの工程を表す言葉である。語源はフランス語のvendangeからで、さらに遡ればラテン語の「ぶどうを収穫する」という意味からきている。
同一年に一定の区域から収穫されたぶどうのみを使って醸造されるワイン、また、そのワインに使われたぶどうの収穫年を指し、いわゆる当たり年のワインを指すようになった。名品や、年代物の楽器・オーディオ製品・カメラ・衣料品・くるまなどの希少品の意味に用いられるようになったが、英語のvintageは、「〜の頃」、「時代」などを意味し、a clock of ancient vintage(古い時代の時計)などの使い方をする。
ヴィンテージとは、元来ぶどうの収穫を指し、ぶどうを醸造してワインにする年号、そして車両やジーンズ、ギターなどに対してある特定の年代の事を指す言葉である。
「ヴィンテージ」の語源の一つとして "vine" がある。これは、つる植物を意味し、その多くはぶどうを指す。例えば "grapevine" はぶどうの木を指すが、ぶどう園の事を "vinery" あるいは "vineyard" と呼ぶ。又、ワインと関連する酢も英語で "vinegar" と書きフランス語で酢を意味する "vinaigre" も単に語源は "vin aigre" (酸っぱいワイン)という意味から分かるように "vine" はぶどうに大きく関係している言葉である。(※:ちなみにワインも "wine" である。)これらの事からぶどうの収穫が質・量共に良かった時代の年を "vintage" として「特定の年に作られた良いもの」という意味で使用された。さらに意味が派生してワインを含め、車やジーンズ、ギターなどある特定の年の「よき時代」に生産された物が長い年月を掛けて現在にも残る「年代物」といった意味で使用される言葉である。例えば、乗用車における "vintage car" は、1910年代後半(1916年から、又は1919年から。文献によって違いあり)より1930年までに生産された自動車を指し、自動車愛好家にとって「特定の年に作られた良いもの = ヴィンテージカー」という認識が存在しているからだと考えられる。
「年代物の逸品」という解釈は間違っていないが「特定の年に作られた良いもの」という非常に限られた範囲の指標を持つ意味である事が、ヴィンテージという言葉の意味で特筆とされる部分であろう。
こうしたことから名品・一級品を示す用語となり、ジーンズなどの古着やヴァイオリンをはじめとする楽器に用いられるようになり一般化した。現在ではその使用範囲はきわめて広く、家具や日本酒などにもヴィンテージと呼ばれるものが存在する。基本的に過去の年代(およそ10年以上前)に作られた製品に対して使われ、新しい製品(10年以内)に使うのは誤りである。
古着とは
衣服の再利用は古くからあり、繊維製品が貴重な時代には衣服は最終的には布に還元され、古布として再び衣服や他の布製品に加工して再利用された。
日本では近世に古着問屋が発達。着物から洋服へと服飾文化が大きく変わった現代でもそのマーケットは大きく、世界中からバイヤーを通じて様々な古着が輸入、または輸出されている。おもな輸入先はアメリカ合衆国である。
代表的な古着にはジーンズが挙げられる。古着のジーンズは価格帯が非常に広く、安いもので百円単位から、高いものでは100万円以上となる。色落ち、くたびれ具合、ステッチの形など、様々な面で価格が変化し、それが世界的にも貴重な形などであると、そのような値段になる。
近年では革製品の古着や、元々ブランド品であった物の古着などがよく出回っており、市場価格の1割から3割程度で購入できる。また、中にはアウトレット品やデッドストックといった新古品を多く扱っている古着商も見受けられる。
ジーンズに限らず、スウェットなど、古着に魅力を感じる人間は多い。一方で一頃のブームも落ち着き、市場規模は比較的安定していると言われる。